いまナビ

経済 公開:2026-11-07 確認日:2026-11-07

ペイオフとは?1000万円と利息まで保護、保護外の預金は140兆円に

ペイオフとは、金融機関が破綻したとき預金者を守る預金保険制度の仕組みです。利息のつく普通預金や定期預金は、1人・1金融機関ごとに元本1000万円とその利息まで保護されます。一方、個人の預金でペイオフで保護されない大口の預金は、5年で1.4倍の140兆円超に増えています。

目次
  1. 結論:ペイオフは「銀行が破綻したときの預金の守り」
  2. 守られるのは元本1000万円とその利息まで
  3. 決済用預金は全額が守られる
  4. 今わかっていること:保護されない大口預金が140兆円超に
  5. 金融の不安定さにつながる心配も
  6. 出来事を時系列で見る
  7. まだ分かっていないこと
ペイオフのイメージ
AIで作ったイメージです。実際の写真ではありません。
ペイオフで預金が守られる流れ1金融機関が破綻2預金保険機構が保険金3元本1000万円+利息まで4超えた分は財産次第
ペイオフで預金が守られる流れ

結論:ペイオフは「銀行が破綻したときの預金の守り」

ペイオフとは、金融機関が破綻したとき預金者を守る預金保険制度の仕組みのことです。預金保険機構が、金融機関から集めた保険料をもとにして、預金者へ保険金を払います。

守られるのは元本1000万円とその利息まで

利息のつく普通預金や定期預金は、1人・1金融機関ごとに元本1000万円とその利息まで保護されます。1000万円を超える部分は、破綻した金融機関の財産の状況に応じて払われるため、全額は戻らないことがあります。

外貨預金などは預金保険の対象外です。自分の預金が対象かどうかは、預けている金融機関や預金保険機構の案内で確かめてください。

決済用預金は全額が守られる

無利息、要求払い、決済サービスの3つの条件を満たす決済用預金は、全額が保護されます。この形になったのは2005年4月です。

今わかっていること:保護されない大口預金が140兆円超に

個人の預金のうち、ペイオフで保護されない大口の預金が急増しています。5年で1.4倍の140兆円超になり、個人預金全体のおよそ4分の1にあたる規模です。

日銀によると、8月末時点の個人預金は593兆円で、増える傾向が続いています。増えているのは大口の預金で、残高1000万円以上の口座は3月に1288万口座ありました。

金融の不安定さにつながる心配も

日本経済新聞は、金融不安が起きたとき、預金を複数の口座に分ける動きが金融システムをさらに不安定にする心配がある、と伝えています。

日本経済新聞の関連記事の見出しでは、相続で預金が大口になることも背景のひとつとして伝えられています。

出来事を時系列で見る

材料にある出来事を表にしました。3月と8月末は材料に年の記載がないため、年は分かっていません。

時期出来事
2005年4月決済用預金だけが全額保護される、現在の形になった
2010年9月金融庁が日本振興銀行にペイオフを発動。制度ができて以来初めてのケースとされる
3月(年は記載なし)残高1000万円以上の口座が1288万口座あった
8月末(年は記載なし)個人預金は593兆円(日銀)

まだ分かっていないこと

よくある疑問

ペイオフとは何ですか?

金融機関が破綻したとき、預金者を守る預金保険制度の仕組みです。1人・1金融機関ごとに元本1000万円とその利息まで保護されます。

1000万円を超えた預金は全額戻りますか?

全額は戻らないことがあります。超えた部分は、破綻した金融機関の財産の状況に応じて支払われます。

ペイオフで外貨預金は守られますか?

外貨預金などは預金保険の対象外です。

家族の預金は合算されますか?

家族でも別の人なので、預金者ごとに保護されます。ただし他人の名前を借りただけの預金(借名預金)は対象外です。

あわせて読みたい

同じ分野の新しい記事

出典・参考にしたページ

このコラムは AI を使って下書きし、材料との突き合わせなどの点検を通して公開しています(確認日:2026-11-07)。最新の情報は公式の発表をご確認ください。編集方針