S&P500とは?NYダウ・ナスダックとの違いと、よくある疑問
S&P500は、米国の代表的な500銘柄を、会社の大きさ(時価総額)に応じて平均した株価指数です。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出し、1957年3月に500銘柄の指数としての算出が始まりました。この記事では、S&P500の仕組み、NYダウ・ナスダックとの違い、分かっていることと分かっていないことを整理します。
目次

S&P500は米国の代表的な500銘柄の指数
S&P500は、米国の代表的な株価指数です。NYSEやナスダックなどに上場する米国の代表的な500銘柄を対象にしています。
算出しているのは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社です。会社の大きさ(時価総額)に応じて平均して指数にしています。
S&P500の算出は、1957年3月に500銘柄の指数として始まりました。
どんな会社が入るの?選ばれ方と上位銘柄
S&P500に入る条件には、米国に本拠があること、時価総額が227億ドル以上であること、収益性などがあります。これは2026年4月版の方法書によるものです。
構成銘柄は、四半期ごとに見直されます。時価総額の基準も、市場の環境に合わせて定期的に見直されます。
2026年6月30日時点の上位10銘柄には、エヌビディア、アップル、マイクロソフト、アマゾンなどが入っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入る条件 | 米国に本拠・時価総額227億ドル以上・収益性など |
| 見直し | 四半期ごと |
| 上位10銘柄(2026年6月30日時点) | エヌビディア、アップル、マイクロソフト、アマゾンなど |
NYダウ・ナスダックとの違い
S&P500、NYダウ、ナスダック総合は、どれも米国株の動きを見る指数ですが、銘柄数と計算の仕方が違います。
NYダウは30銘柄の株価平均型です。ナスダック総合は約3,000銘柄以上で、ハイテク株の割合が高く、値動きが大きくなりやすい特徴があります。
US500はS&P500、US30はダウ平均、NAS100はナスダック100を指します。NAS100はテクノロジー株が中心です。
| 指数 | 銘柄数 | 特徴 |
|---|---|---|
| S&P500 | 500銘柄 | 会社の大きさ(時価総額)に応じて平均。米国の代表的な銘柄 |
| NYダウ | 30銘柄 | 株価平均型 |
| ナスダック総合 | 約3,000銘柄以上 | ハイテク株の割合が高く、値動きが大きくなりやすい |
どんな歴史があるの?急落と回復
S&P500は、1957年3月に500銘柄の指数として算出が始まりました。
ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショックなどの場面で、大きく下がったことがあります。それでも、長い目で見ると持ち直してきました。ただし、将来についてはなにも保証されていません。
2020年3月には、コロナへの不安から株価指数が急に下がり、サーキットブレーカーが発動しました。
- 1957年3月:500銘柄の指数として算出開始
- 2020年3月:コロナへの懸念で株価指数が急落、サーキットブレーカー発動
値が動くのはどんなとき?
株価指数を動かす主な要因は、中央銀行の金融政策、経済指標、企業の決算、地政学リスクだとされています。
下がりやすい場面の例には、急な利上げ、大きな会社の業績の下方修正、景気が悪くなる不安、信用不安、大きな地政学リスクがあります。
連動する商品の種類と、気をつけたい点
S&P500に連動する商品には、連動投信やCFDなどがあります。
連動投信の例として、楽天証券で扱うS&P500連動ファンドは、円に換算したS&P500指数(配当込み)に連動をめざします。原則として為替ヘッジはしません。
CFDは、株そのものは持たず、価格の差額で損益が決まる取引です。レバレッジをかけると、損失も大きくなる可能性があります。
下の数字は、記事作成時に確認できた材料の値です。最新の情報は、各社の公式ページで確認してください。投資の判断は、ご自身で、必要なら専門家に相談してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 連動の目標 | 円に換算したS&P500指数(配当込み) |
| 為替ヘッジ | 原則しない |
| 信託報酬 | 年0.22%(税込) |
| 純資産 | 3619.30億円 |
| 設定日 | 2020年3月6日 |
これからどうなる?先のことは分かりません
S&P500の今後の動きは、まだ分かっていません。この記事では予測はしません。
過去の実績として、楽天証券のS&P500連動ファンドは、過去1年のリターンが13.57%、5年は年率18.11%です。ただし、これは過去の実績で、将来を保証するものではありません。
同じファンドの基準価額は、2026年8月14日に設定来高値の39,597円をつけました。2026年11月6日の基準価額は37,011円で、これより低くなっています。前日より1,794円(4.62%)下がりました。
日経電子版にのっている別のS&P500連動投信も、2026年11月6日の基準価格は22,671円で、前日比1,100円(4.63%)安でした。
- 11月6日に連動投信が約4.6%下がった理由:まだ分かっていません
- S&P500指数そのものの11月6日の終値と下落率:材料になく、まだ分かっていません
- 投信の下落のうち、為替(円高など)が影響した分:まだ分かっていません
- 今後のS&P500の動き:まだ分かっていません
| 日付 | 基準価額(楽天証券のS&P500連動ファンド) |
|---|---|
| 2026年10月30日 | 38,796円 |
| 2026年11月2日 | 38,156円 |
| 2026年11月4日 | 38,292円 |
| 2026年11月5日 | 38,805円 |
| 2026年11月6日 | 37,011円(前日比4.62%安) |
よくある疑問
S&P500とNYダウは何が違いますか?
S&P500は500銘柄を会社の大きさに応じて平均した指数です。NYダウは30銘柄の株価平均型の指数です。
US500とは何ですか?
US500はS&P500を指します。US30はダウ平均、NAS100はナスダック100で、NAS100はテクノロジー株が中心です。
S&P500は今後どうなりますか?
今後の動きは、まだ分かっていません。長い目では持ち直してきましたが、将来は保証されません。
S&P500の連動投信では、どんな点に気をつければよいですか?
信託報酬などの費用がかかります。楽天証券のファンドの例では、原則として為替ヘッジをしません。投資の判断はご自身で、必要なら専門家に相談してください。
11月6日に連動投信が下がったのはなぜですか?
理由はまだ分かっていません。楽天証券のS&P500連動ファンドは、前日比4.62%安の37,011円でした。
CFDでS&P500を取引するとどうなりますか?
CFDは株を持たず、価格の差額で損益が決まります。レバレッジをかけると、損失も大きくなる可能性があります。
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