いまナビ

経済 公開:2026-11-07 確認日:2026-11-07

プルデンシャル生命のこれから|改善計画の期限とよくある疑問

プルデンシャル生命は、2026年10月9日に金融庁から一部業務停止命令と業務改善命令を受けました。業務停止は2026年10月13日から2027年1月31日までで、この間は一部を除き保険の新規販売が禁じられています。業務改善計画の提出期限は11月30日です。

目次
  1. 背景:問題はいつから、どこまで広がったのか
  2. 31億円と61億円、数字が違うのはなぜ?
  3. ジブラルタ生命にも処分が出た理由
  4. これから先の予定:11月30日と2027年1月
  5. よくある疑問:すでに契約している人は?
  6. よくある疑問:イギリスのプルーデンシャルとは同じ会社?
  7. よくある疑問:お客さまへの補償は?
  8. ほかの保険会社への広がりは
プルデンシャル生命のイメージ
AIで作ったイメージです。実際の写真ではありません。
プルデンシャル生命の処分と期限の流れ12024年6月:元社員逮捕22026年1月:調査結果公表32026年2月:販売自粛発表42026年10月9日:業務停止命令52026年11月30日:改善計画期限62027年1月31日:停止期間の終了
プルデンシャル生命の処分と期限の流れ

背景:問題はいつから、どこまで広がったのか

プルデンシャル生命では、2024年6月に元社員が投資名目の詐欺の疑いで逮捕されました。同年8月からは、全顧客を対象にした調査が始まりました。

2026年1月16日、プルデンシャル生命は社内調査の結果を公表しました。社員ら約100人が約500人の顧客に不適切な金銭行為をしたと分かり、顧客から受け取った総額は約31億4千万円でした。

間原寛社長は、責任をとって2026年2月1日付で辞任すると報じられています。

プルデンシャル生命は、2026年2月4日に新規契約の販売活動を90日間やめると発表しました。2026年4月22日には、その自粛を180日間のばすと発表しています。

このほか、会社は8月24日に多摩支社の事案について、10月28日に元営業社員の金銭に関わる不適切な行為について、それぞれ発表しています。

31億円と61億円、数字が違うのはなぜ?

1月の公表では約31億4千万円、10月の報告書では申告ベースで61億6660万円でした。数え方や調べた範囲が同じかどうかは、まだ分かっていません。

調べた主体は違います。1月は会社の社内調査、10月は社外特別調査委員会の報告書です。

数字の差がなぜ生まれたのか、理由はまだ分かっていません。ただ、報告書では不正が1992年から確認されたとされています。

項目2026年1月16日の公表2026年10月8日の報告書
関わった人社員ら約100人営業社員(退職者を含む)159人
相手のお客さま約500人794人の顧客など
金額約31億4千万円(顧客から受け取った総額)61億6660万円(申告ベース)
調べた主体社内調査社外特別調査委員会

ジブラルタ生命にも処分が出た理由

2026年10月9日、金融庁はプルデンシャル生命と同じ日に、ジブラルタ生命にも一部業務停止命令と業務改善命令を出しました。持株会社にも業務改善命令が出ています。

生命保険会社への業務停止命令は、2019年のかんぽ生命保険以来とされています。

これから先の予定:11月30日と2027年1月

業務改善計画の提出期限は11月30日です。外部の専門家によるレビューも求められています。計画の中身は、まだ分かっていません。

会社は2027年1月から報酬制度を改める予定です。改める内容は次の4点です。

金融庁の幹部は、報酬の見直しは「止血」にあたると話したと報じられました。根本から直すには、組織そのものをつくり直すほどの改革が必要だという考えです。

11月5日には、弁護士らが有志でつくる「第三者委員会報告書格付け委員会」が、プルデンシャル生命の特別調査委員会の報告書に低い評価を発表しました。報道では、報告書に経営陣への聞き取りの内容がほぼ書かれていないと指摘されています。会社がどう答えるかは、まだ分かっていません。

プルデンシャル生命は、10月30日に機構改革・役員人事と新しい支社体制への移行開始を、11月4日に改善諮問委員会の設置を発表しました。

日付できごと
10月13日業務停止期間の始まり
11月4日改善諮問委員会の設置を発表
11月5日格付け委員会が報告書を低評価と発表
11月30日業務改善計画の提出期限
2027年1月31日業務停止期間の終わり

よくある疑問:すでに契約している人は?

業務停止の期間中は、一部を除き保険の新規販売が禁じられています。企業情報サイトによると、プルデンシャル生命は10月9日の命令にもとづき、保険募集と保険契約の締結を停止しています。

今ある契約の詳しい扱いは、まだ確認できていません。会社の公式の案内で確かめてください。

契約者向けのMyページでは、契約内容の確認、住所変更、給付金の請求、控除証明書の再発行などができます。

よくある疑問:イギリスのプルーデンシャルとは同じ会社?

同じ会社ではありません。プルデンシャル生命は1987年に設立され、米国のプルデンシャル・ファイナンシャルの傘下にあります。英国のプルーデンシャルとは関係がありません。

社長は得丸博充氏で、2026年から務めています。10月8日の会見にも出席しました。

よくある疑問:お客さまへの補償は?

2026年2月10日、プルデンシャル生命は第三者委員会の設置とあわせて、お客さま補償委員会について発表しました。

補償の進み具合は、4月22日、7月24日、10月8日(9月16日時点)に公表されています。ただ、補償が全体でどこまで進んだかは、まだ分かっていません。

ほかの保険会社への広がりは

金融庁は、似た報酬制度を持つ会社に立ち入り検査をしています。9月にはソニー生命にも検査を始めたと報じられました。

他社への検査の結果や処分があるかどうかは、まだ分かっていません。プルデンシャル生命の件で分かっていることは、ここまでの公表と報道の範囲に限られます。

よくある疑問

プルデンシャル生命は今、新規の契約を受けられますか?

2026年10月13日から2027年1月31日までの業務停止期間中は、一部を除き保険の新規販売が禁じられています。企業情報サイトによると、保険募集と契約締結も停止されています。

プルデンシャル生命の問い合わせ先はどこですか?

カスタマーサービスセンター(0120-810740、通話料無料)です。平日は9時〜17時30分、土曜は9時〜17時です。

プルデンシャル生命の補償はどこまで進みましたか?

補償の進み具合は、4月22日、7月24日、10月8日(9月16日時点)に公表されています。全体でどこまで進んだかは、まだ分かっていません。

プルデンシャル生命の改善計画の中身はいつ分かりますか?

業務改善計画の提出期限は11月30日です。計画の中身や、公表されるかどうか、その時期は、まだ分かっていません。

あわせて読みたい

同じ分野の新しい記事

出典・参考にしたページ

このコラムは AI を使って下書きし、材料との突き合わせなどの点検を通して公開しています(確認日:2026-11-07)。最新の情報は公式の発表をご確認ください。編集方針