ノロウイルス 症状は突然の嘔吐と下痢|潜伏1〜2日、多くは1〜3日で回復
ノロウイルス 症状の中心は、突然の嘔吐と下痢です。感染から1〜2日ほどで出始め、多くは1〜3日でおさまります。特効薬やワクチンはないため、水分を少しずつとって脱水を防ぐことが大切です。
目次

結論:突然の嘔吐と下痢、多くは1〜3日でおさまる
ノロウイルス 症状は、感染から1〜2日ほどで出ます。嘔吐は前ぶれが少なく、突然激しく始まるのが特徴です。熱は37〜38℃ほどの軽いものです。
参考として、岐阜県では、ノロウイルス食中毒の注意報が令和7年11月6日から令和8年3月31日まで出ていました。令和8年9月18日現在、岐阜県の令和8年のノロウイルス食中毒は7件、患者147人です。
| 日時 | 出来事 |
|---|---|
| 令和7年11月6日〜令和8年3月31日 | 岐阜県でノロウイルス食中毒の注意報が出ていた期間 |
| 令和8年9月18日現在 | 岐阜県の令和8年のノロウイルス食中毒は7件、患者147人 |
| 2026年11月4日 | 医院のブログが、ノロウイルスの症状と出勤の目安を公開 |
症状が出ない人もいる
感染しても症状が出ない人や、軽いかぜのような症状だけの人もいます。
ノロウイルスは長く続く免疫ができにくく、何度もかかることがあります。
家でできること:水分を少しずつ
いちばん気をつけたいのは脱水です。経口補水液を少しずつ、こまめに飲みましょう。
吐き気がおさまってから、消化のよい物を少しずつ食べます。
下痢止めは回復を遅らせることがあるので、自己判断で使わないでください。特効薬もワクチンもなく、治療は症状をやわらげる対症療法が中心です。
早めに受診したい目安
子ども、高齢者、持病のある人は重くなりやすいです。吐いた物が詰まる危険もあります。
次のような時は、早めに受診してください。外来では検査をしないことも多いですが、3歳未満と65歳以上は保険で検査できます。
- 半日以上ほとんど水分がとれない
- 尿が半日以上出ない
- 強い腹痛が一か所に続く
- 血便がある
- 高熱が続く
治っても1週間ほどはうつる
症状が消えても、便にウイルスが1週間ほど、長いと1か月ほど出続けます。
ウイルスは10〜100個ほどの少ない量でも感染します。ノロウイルス 症状がなくなっても、手洗いは続けましょう。
出勤・登校はいつから?
目安は、嘔吐と下痢がおさまり、全身の状態がよいことです。学校や職場の決まりが優先します。
食品を扱う人は、症状がおさまっても便にウイルスが残るため、職場の決まりに従ってください。
うつらないために:手洗いと吐いた物の掃除
うつり方は、食べ物、人から人への接触、嘔吐物のしぶきや乾いたほこりの3つです。アルコール消毒は効きにくいので、石けんと流水の手洗いが基本です。
食べ物は中心を85〜90℃で90秒以上加熱すると、ウイルスが働かなくなります。
嘔吐物は使い捨てのマスクと手袋をつけ、乾く前にペーパータオルで拭き取ります。
- 嘔吐物を拭いたあとの目安:0.1%の塩素系消毒液
- トイレなどの環境の目安:約0.02%の塩素系消毒液
流行の時期と数字、今わかっていないこと
流行は11月ごろから増え始め、12月〜1月ごろがピークになります。
令和7年の食中毒は1,172件中462件で、患者24,727人中18,566人がノロウイルスでした。平成28年から令和7年まで、ノロウイルス食中毒による死者は毎年0人です。
過去5年のノロウイルス食中毒は、原因施設1036件のうち733件が飲食店でした。
今シーズンについては、次のことがまだ分かっていません。
- 今シーズンの全国の流行の規模はまだ分かっていません
- 今シーズンのピークがいつになるかはまだ分かっていません
- 今年の全国の患者数が前の年より多いか少ないかはまだ分かっていません
| 年 | ノロウイルス食中毒の件数 |
|---|---|
| 令和4年 | 63件 |
| 令和7年 | 462件 |
よくある疑問
ノロウイルス 症状はいつ出ますか?
感染から1〜2日(24〜48時間)ほどで出ることが多いです。吐き気、嘔吐、下痢、腹痛が中心です。
ノロウイルス 症状は何日くらい続きますか?
多くは1〜3日ほどでおさまり、後遺症はほとんど残りません。ただし、便にはウイルスが1週間ほど出続けることがあります。
ノロウイルス 症状で病院に行く目安は?
半日以上ほとんど水分がとれない、尿が半日以上出ない、血便や高熱が続く時は、早めに受診してください。
アルコール消毒で防げますか?
アルコール消毒は効きにくいとされています。石けんと流水での手洗いが基本です。

